指しゃぶりは歯並びに影響を与える癖?!
投稿日:2022年7月25日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
岩手県盛岡市大通り商店街にある盛岡KT歯科・矯正歯科です。
今日は歯並びに影響を与える癖(口腔習癖/こうくうしゅうへき)についてお話しします。
今日はよくみられやすい指しゃぶりについてお話しします。
指しゃぶり
小さい頃は特に親ゆびをしゃぶっているお子さんがいらっしゃいます。
指をしゃぶるという行為自体はお母さんのおなかの中にいるころから
ミルクを飲む練習をしている誰もがやる自然な行動です。
しかしこれを大きくなってもずっと続けていると
歯並びが悪くなってしまう原因となってしまいます。
歯は生えてきてからずっと同じ位置に生えているわけではなく
歯の内側からは舌の力、外側からは頬や唇の力がかかっていることによって
アーチ形に並んでいます。(バクシネーターメカニズムといいます)
指しゃぶりを続けていると頬や唇の力が歯に加わらなくなってしまうので
歯並びが狭くなってしまったり出っ歯になってしまいます。
本来”U”の字のように並んでいる歯が”V”の字のようになってしまいます。
大きくなっても指しゃぶりの癖が治らないという場合には
意識的にやめるようにしましょう。
はじめにも言ったように幼いころの指しゃぶりは自然なことです。
無理にやめさせることはしなくて大丈夫です。
5歳ころまでにゆびしゃびりをやめられれば歯並びは自然に治るといわれています。
無理にやめさせようとするとかえって長く続けてしまうこともあります。
少しづつ声かけをして意識づけられるようにしたり
治らなければ装置を使って直していく方法もあります。
歯並びでお悩みの方はぜひ当院でご相談ください。
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