プロービング検査って?|盛岡KT歯科・矯正歯科

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日本矯正歯科学会認定医/日本口腔外科学会認定医

プロービング検査って?

投稿日:2023年3月16日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。歯科衛生士の悦淵です。

みなさんは、歯茎の検査を受けたことはありますか?

歯医者さんで定期的に受診されている方は、ご存知かと思いますが、この検査で歯周病かどうかその進行度を評価することができます。これを「プロービング検査」と言います。

 

プロービング検査とは?

プローブという器具を使用して歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」の深さがどれくらいあるかを検査しています。

 

歯周ポケットの深さ・歯周病の進行状態

健康な歯茎の方は、歯周ポケットの深さが3㎜以下であると言われ、4㎜以上の方は歯周病と判断されます。歯周ポケットが深ければ深いほど、歯周病が進行しており、最終的には歯茎の中の骨が溶けてしまい、歯が動き抜かなければいけなくなります。

 

歯周病の進行度は、

 

0~3㎜  正常値

4~5㎜  初期~中等度歯周病

6~9㎜  中等度~重度歯周病

10㎜以上 重度の歯周病

 

また、深さだけではなく、プロービングを入れた時などの出血も見ています。

この他にも、歯茎の色や歯垢や歯石の量などを確認しながら歯周病の進行状態を検査しています。

 

歯周病は痛みがないことがほとんどです。

自覚症状がでにくく、知らない間に症状が大きく進行していることがある恐ろしい病気です。

 

セルフケアも大事ですが、歯科医院で定期的に検査を受けることでお口の中の状態を把握できます。

 

新年度になる前にお口の中の状態を確認しましょう。​

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