初期虫歯とは
投稿日:2022年8月26日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の悦淵です。
皆さんは、虫歯と聞いて「黒い」「穴があく」と思われていませんか?
虫歯は、虫歯の原因菌が出す酸によって歯が溶かされ、歯に穴があいてしまう病気ですが、初期の虫歯が穴の開いた虫歯の一歩手前の状態です。
学校歯科検診では、「要観察歯:CO(シーオー)」呼ばれることもあります。
痛みなどがなく見た目も健康な歯とほとんど変わらないため、見逃しやすいのが特徴です。
しかし、鏡でご自分の歯を見ていただくとわかると思いますが、健全な歯は、白ではなくクリーム色のような色で光沢があると思います。しかし、このクリーム色の歯の一部が白くなって、さらに光沢がなくなっているとそれは初期虫歯です。
〇初期虫歯の治療法
- 高濃度のフッ素を塗布
定期的に高濃度のフッ素を塗ることで、歯を硬くして虫歯の進行を止めることができます。特に子供の歯には効果的です。また、治療にかかる時間も費用も抑えることができます。
- 定期メンテナンスで確認
定期的なメンテナンスをすることで、初期の虫歯が進行していないか、歯が再生しているかを確認するが可能です。
たまにご自身の歯を鏡で確認してみてください。本当に小さな変化でも気づいたら是非早めに歯科医院を受診しましょう。
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