部分矯正のメリットやデメリット・全顎矯正とは何が違うの?を解説!|盛岡KT歯科・矯正歯科

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日本矯正歯科学会認定医/日本口腔外科学会認定医

部分矯正のメリットやデメリット・全顎矯正とは何が違うの?を解説!

投稿日:2022年12月8日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

盛岡市大通り商店街にある盛岡KT歯科・矯正歯科です。

当院では虫歯治療や歯周病治療などはもちろん

専門の歯科医師による歯科矯正治療やインプラント治療も行っています。

歯並びが少し気になる・費用があまりかからない部分矯正がいい

そもそも部分矯正と全顎矯正ってどう違うの??

今回はこの疑問にわかりやすく説明していきます!

 

部分矯正と全顎矯正の違い

部分矯正と全顎矯正の大きな違いは

部分矯正ではかみ合わせが治せないことです。

まったく治せないわけではありませんが、

部分矯正では歯を抜いて大きく歯を移動させることなどは行わないので

できる範囲で行うことになります。

よって、部分矯正は基本的には奥歯のかみ合わせがよい場合に行われます。

 

良い噛み合わせとは??

理想的な”噛み合わせ”は

歯の山と谷、1歯対2歯で噛みあっている状態です。

人は噛むときに自分の体重ほどの力で噛みます。

その力を分散するために上の歯1歯に対して下の歯1歯ではなく

1歯対2歯の歯並びになっています。

 

(画像は新版プロフィトの現代歯科矯正学より抜粋)

この奥歯の噛み合わせがいい状態で、

前歯のデコボコが軽度の時などには

部分矯正が向いています。

部分矯正のメリット

①全顎矯正と比較して部分矯正では治療期間が短く治療を終わらせることができます。

②補綴(被せ物)のための部分矯正 

 歯並びを改善させた状態で被せ物を入れた方が歯も被せ物も

 長持ちします。

③全顎矯正に比べて費用が抑えられる

このようなメリットがあります。

費用が抑えられ、気になるところだけ治せる!

とても魅力的に感じます。

ですが、部分矯正にはデメリットもあります。

部分矯正のデメリット

①噛み合わせを作ることができない

②仕上がりが甘くなる可能性がある

などが挙げられます。

・口元を下げたい・口ボゴを直したい 

・どこで噛んだらいいのかわからない

・噛んだ時に前歯が開いている

・噛んだ時に下の歯が全く見えない

こういう噛み合わせの改善を伴うものは部分矯正には向きません。

 

鼻の先端と顎の先端を結んだ線を”Eライン”といいます。

日本人はこのライン上に上下の唇がのっていることが

理想的だと考えられています。

無理に部分矯正で治療することによって

口元が前に出てしまう可能性もあります。

部分矯正をするときはしっかり説明を受け納得できる治療をしよう!

部分矯正では以上のようにメリットもありますが、デメリットもあります。

部分矯正をお考えの際はまずはしっかり検査を受け、

どのように治療できるのか説明を聞き、

納得したうえで治療を受けるようにしましょう。

当院では部分矯正をご希望の患者様でも

部分矯正では治療が難しい・良い結果が得られないと判断した場合には

全顎治療をお勧めする場合もあります。

ちょっと前歯の並び方が気になるけど時間がない...

などとお悩みの方は是非ご相談ください。

患者様の歯並びによって部分矯正・全顎矯正・治療期間は変わりますので

矯正治療をお考えの方は検査を受けてみてください。

当院では矯正無料相談をおこなっています。

さらに、患者さまが前向きに矯正治療をご検討いただけるよう、

精密検査を無料で実施しております。

歯並び・噛み合わせが気になる方は是非一度ご相談ください。

 

 

 

 

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