入れ歯のお手入れ
投稿日:2022年8月17日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。受付の林です。
入れ歯は人工物なのでそれ自体が虫歯になることはありませんが、歯と同じように食べかすやプラーク(歯垢)がつきます。毎日のお手入れで清潔にしておくことが大切です。
入れ歯のお手入れが不十分だと・・・
・口臭が発生しやすくなる
・口内炎の原因になる
・誤嚥性肺炎の危険がある
・入れ歯に色素や歯石が沈着する
などのトラブルが起こる可能性があります。また、部分入れ歯の場合、お手入れが不十分だと、入れ歯のバネがかかっている歯が虫歯や歯周病になりやすくなります。このようなトラブルを防ぐためにも、入れ歯とお口の中のお手入れはとても重要です。
入れ歯は毎食後(間食をしたら間食後も)水洗いをするのが理想的ですが、難しい場合は最低でも1日1回は丁寧に洗いましょう。
洗う時にはまず、入れ歯を外します。落として壊したり、排水溝に流してしまわないよう、洗面器など適当な容器の上で水を流しながら、入れ歯専用のブラシで洗います。ブラシを入れ歯の表面や内側に優しく当てて動かし、丁寧に洗います。
歯ブラシに歯磨き粉をつけて入れ歯をゴシゴシ洗うのはやめましょう。歯磨き粉には研磨剤が含まれているので、入れ歯を傷つける原因になります。
入れ歯は、熱湯や漂白剤につけたりすると変色や変形を起こしてしまいます。汚れが気になったり、入れ歯を除菌したいという時は入れ歯洗浄剤を使用することをおすすめします。洗浄剤を使用すると、ブラシだけでは落としきれない汚れやカンジダ菌などの真菌や細菌を除去できます。
入れ歯で快適に過ごすために、毎日のお手入れで、入れ歯もお口の中も清潔に保ちましょう。
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