虫歯発生のメカニズム 投稿日:2022年7月21日 カテゴリ:スタッフブログ こんにちは。歯科衛生士の悦淵です。 虫歯のできる原因は諸説あると言われていますが、以下の要因がすべてそろったときに発生すると言われています。 1 宿主 歯の質・唾液の量・歯並びなどの生まれ持った体質に加え、年齢や習慣、服用している薬なども影響してきます。また、虫歯になりやすいかどうかも大きくかかわってきます。フッ素を塗布すれば歯質の強化につながるため、効果的です。市販の歯磨剤にもフッ素は配合されていますが、低濃度なため歯科医院でのフッ素塗布がおすすめです。 2 時間 いつもお口の中に食べ物が入っている状態だと虫歯のリスクが高くなり、間食が多い人は少ない人よりも虫歯のリスクが高まります。 3 糖分 糖分摂取頻度、間食の回数など 4 細菌 ミュータンス菌などのう蝕病原菌の数 細菌は食べ物の糖分をもとにプラークを形成します。細菌と最近のえさになる糖分を減らすことが虫歯予防につながります。 虫歯を予防するには、定期検診、日常のブラッシングがとても大切です。 初期虫歯だとすぐに治すことができますが、痛みなど症状のある虫歯の治療は麻酔をしたり、時間がかかります。 定期的に歯科検診を受けましょう。 ■ 他の記事を読む■ « 仕上げ磨きはいつまで必要? 歯の名前と役割 »